当たる?当たらない?で占いを評価する壮大な勘違いについて

こんにちは、管理人のゆいです。

グーグルの検索にある単語を入れた時に出てくる『検索キーワード』や『予測ワード』と呼ばれるものがあるのはご存知だと思います。

例えば、占いの場合だとこんな感じです。

占い 無料
占い 当たる
占い 信じる
占い ・・・・

これは多くの人が『占い』と合わせてどんな単語を入れて検索をしているか、占いについて書かれている文章などに多く使われている単語は何か、をグーグルが選んで表示しています。

また、何かものやサービスを利用しようと思った時に、『〇〇 おすすめ』などと探してみるとランキングサイトなどが出てきますよね。そこでも、占いについて『2020年最新 当たる占いアプリランキング』などのサイトが表示されます。これもだいたいキーワードと同じ仕組みを利用したものですが、アフィリエイト収入を得ようと思った人が、自分のサイトを見てもらおうとして、多くの人が興味をもっていそうな言葉を並べています。

無料というキーワードはだいたいの事柄で出てくるのですが、占いの場合は圧倒的に『当たる』が多いです。

これは、多数の人にとって占い(占い師)に対する評価基準が『当たるか、当たらないか』であることを表していますが、この評価基準はハッキリ言って間違いです。

理由はすごく簡単で、占いはあなたの未来などまだ起こってないことを予測するものではないからです。

テレビのワイドショーやネットで毎日のように見る、今日の占いなどもそうですし、あなたが対面式の占いを一度でも受けたことがあるならお分かりだと思いますが、将来の出来事をあらかじめ教えてくれることはありません。ラッキーカラーやアイテムは紹介してくれると思いますが、それがラッキーなのかどうかは、あなたが実際にそれを使ったり選んでみないと全くわかりません。

では、占って一体何をしてくれるのか?どんな評価基準が正しいのか?それをお話しいたいと思います。もちろん信じるか信じないかはあなた次第なのですが、占いに興味を持ち、受けてみようとする際の参考になれば幸いです。

占いはあなたをサポートしてくれるサービス

占いにはタロット、西洋占星術や四柱推命などいろいろな占術があります。興味があればググってみると細かい説明が出てくるのでここでは詳細を省きますが、共通して言えることはまず『相談したい内容』があって、そして生年月日や名前などの属性を利用したり、タロットの場合はカードを選ぶことが基本になります。

そして、見せ方や表現方法は色々ありますが、恋愛でも人間関係、お金、引っ越し、転職等の相談事について選択肢を提示し、それぞれを選んだ場合に起こるメリットやデメリットを説明して、決断のサポートをしてくれるのが占い(占い師)です。

未来を教えてくれるのではなく、時に説教じみることも言われますが、あなたが選択肢を選ぶ際になるべく迷わないように助言をしてくれるのです。

良い占い師は優れたエンターテイナー

では、いったいどんな基準で(占い)占い師を選ぶと良いのでしょうか。一番の要素は『相性』になるので受けてみないとわからない場合が多いのですが『分かりやすく、納得できる助言をしてくれるかどうか』が重要になります。やたらに占術の話にこだわって内容が難解だったり、一方的な押しつけで疑問や質問を受け入れない人が結構いますが、お薦めしません。そういうのが好きなら話は別ですが、良き相談者にはなり得ないタイプだからです。

この納得感や説明の旨さはやはり経験に裏付けられることが多いです。場数を踏んで色々な相談者さんに接してきた方であれば、それぞれに適した対応も心得ていますし、少なくとも不快な思いをさせることはないでしょう。なので、この部分では若すぎるよりもベテランのほうが良いと思います。

ディズニーランドはあの世界観を楽しんでもらうために、長い年月をかけてノウハウを積み重ね細部までこだわりぬいてゲストを接待します。占いも同様にエンターテイメントの要素が強く、相談者さんに親身になって接しているか、占術や話術を駆使してより納得感があるアドバイスを行うように心がけているのか、そこが評価ポイントになります。

繰り返しになりますが、占いは未来を教えてくれません。

ですが、あなたが悩みを持っていたり、助言がほしい時に適切なアドバイスをしてくれる存在です。

もちろん、人間なので能力差はありますし、時にはあなたが選択を間違うこともあると思いますが、ここでの話を参考にしていただければ、良い占い師さんに出会えたり、占いを通じて素晴らしい体験ができる確率がきっと上がると思いますよ。

それではまた。